庭にすずらんの花が咲き始めました。すずらんの花を見ると若くして病で亡くなった彼女を思い出します。
何年か前すずらんの花をお店に飾りました。彼女が当番の時にそれを見て私にメールをくれました。「久しぶりにすずらんの花を見て、癒されました。お客様も喜んでいました。」と・・ すずらんの花を見てそんなことを感じたんだと私もとても嬉しく思ったのを思い出します。
元気が良くて明るくていつも笑っていた彼女。彼女の華やかな笑顔を思い出します。T子さん今年もすずらんの花が咲きましたよ。
お店に飾りますね
【営業日】木・金・土・日・月(祝日の場合)【営業時間】10:30-16:30TEL:0195-68-7571/FAX:0195-68-7572
岩手県岩手郡葛巻町葛巻6-11-3
庭にすずらんの花が咲き始めました。すずらんの花を見ると若くして病で亡くなった彼女を思い出します。
何年か前すずらんの花をお店に飾りました。彼女が当番の時にそれを見て私にメールをくれました。「久しぶりにすずらんの花を見て、癒されました。お客様も喜んでいました。」と・・ すずらんの花を見てそんなことを感じたんだと私もとても嬉しく思ったのを思い出します。
元気が良くて明るくていつも笑っていた彼女。彼女の華やかな笑顔を思い出します。T子さん今年もすずらんの花が咲きましたよ。
お店に飾りますね
今我が家にいる雌仔牛は我慢強くて賢いお利口さんです。牛にも人と同様いろんな性格があります。夕方と朝の二回のミルク給与ですが、仔牛によっては私達の姿を見ただけで早くほしいと鳴く者もいます。でも彼女は夫が糞取りの作業が終わるまでジッと我慢。終わるとおもむろに立って夫が牛乳処理室(そこで仔牛のミルクを作る)に行くのを見ると、舌をペロペロし始めます。
さあー「私の番ね」ということでしょう。ちゃんとわかっているのですね!本当に毎日感心しています。
やっとお店にも春が
子供の日の飾り物 手作りです。
北国にもやっと遅い春が巡ってきました。昨年と同様“コロナ禍”のゴールデンウイークとなりました。
先日のお客様との会話です。「このお店も長いですよね!」「そうです。今年の8月で丸8年になります。60歳過ぎてから始めたので年はわかるでしょう⁈」「頑張って長く続けて下さいね!」とお客様。
嬉しいですね‼なんとお客様に励まされました。
私達のお店は酪農家の女性達がグループで経営しています。9人で起業しましたが、今年から6人になりました。一人のメンバーが8月の下旬に体調を崩して長期入院、退院はしましたが、まだ復帰していません。今は5人で事業運営しています。
彼女は創業時、手探り状態の大変な時期にお店をささえてくれました。本当に頑張ってくれました。その彼女が倒れたのです。
あるメンバーが彼女に対して語った言葉です。「前のように働かなくてもいいからお店に来てただ座っていてくれればいい。そして私達に指示してくれればいい。そしてとにかく仲間でいてほしい。」と・・・ 本当にその通りです。彼女を思っての優しい言葉です。
病に倒れた彼女にとって私たちが!お店が!彼女の支えになればと思っています。○○ちゃん私たちはあなたの復帰を待っています❣
お店の周囲の新雪の上に動物の足跡が
カラ松の紅葉が最盛期
昨年の4月に私達は夢だったイタリアに行って来ました。発端は開業したての頃冗談半分に「いつかジェラートの本場、イタリアに行ってみない?」と言葉にしてみました。あの第一声がなかったらイタリア旅行は実現していなかったかも・・・ 言葉の力を感じます。
最近もその言葉の力を感じる事がありました。私達のグループは起業当時9名でしたが10年も経つといろいろな事があり、今は6名となりました。しかも1人が体調を崩して入院中、今は5人で回しています。その内の1人は開業当初家の仕事(酪農と野菜)が忙しく一年間のうち半年は参加できませんでした。でも二年ぐらい前から徐々に参加日数が増え仕事をマスターしようと頑張っていました。
そこに思いもよらないことがあり、メンバーが6人そして5人となったのですが、その時前述の彼女が大きな力になっていてくれています。彼女が発する言葉「私七年分を挽回して、みんなに追いつかなくちゃ!」今では店番も1人でこなします。「当番の日は間違えないように集中して気合を入れてやっている!」仕事に向かう力強い言葉と姿勢、ある出来事で元気がなくなっていた私はどんなにか励まされたことか。
「言葉だけでもなんぼであいもある‼」夫の言葉。標準語に言い換えれば「値がある。」「価値がある。」そんな意味かな?
言葉の力を感じた出来事でした。
今週から秋に収穫した「ルバーブ」も今年二回目の提供が始まります。
今日お店に行ってボードのメニューを書き換えしてきましたが、なんと町内産が七種類も‼ 町内産のスペースがとてもきゅうくつでした。
町内産のフレーバーは「ヨーグルト」「くるみ」「枝豆」「とうもろこし」「かぼちゃ」「ルバーブ」「いちご」の七種類。いちごは少量だったり、手に入らない年もあり提供が出来ない事もありましたが、今年は充分な量を確保しました。
起業当初、できるだけ町内産のものでジェラートを作ると決めましたが、果たして本当に作れるのだろうか、とても不安でした。
でも今はみんなの力(農家の主婦としての技・人とのつながり等々)で多くのフレーバーを提供する事が出来ています。ボードを見て思わず一人で喜びました。
アッ そうそうもちろん「フレッシュミルク」もメンバーの牧場産なので、町内産は八種類でした。
帰国後もイタリアかぶれで、サラダにオリーブオイルとバルサミコ酢をかけて食べています。
今回の旅は葛巻在住のツアーコンダクター、 Sさんにたいへんお世話になりました。彼女は東京でツアーコンダクターとして働いていた経歴を持っています。私達メンバーは60代が中心で長い間酪農の現場で働いてきました。私を含め体調は万全ではないので無理のない日程をお願いしました。私達のペースに合わせた日程となり、ローマ ヴェネツィアの連泊もとても良かったです。
イタリアに不勉強な私達に機会をみつけてはイタリア豆知識を話して下さり、とても参考になりました。彼女の細かい配慮の下に、私達は安心して旅を楽しむことができました。贅沢なグループ旅行となりました。Sさん本当にありがとうございました。
最後の日、ミラノで歩いて高級スーパーまでお買い物。市内ではマラソン大会が行われていて多くのランナーが走り去って行きました。スーパー内のカフェで一休みしてから思い思いにお買い物、そしてレジへ。貴重な体験をしました。これで成田空港で両替したユーロを全て使い切りました。
イタリアでは多くの場所で家族と一緒の犬を見かけました。どの犬も良くトレーニングされていてお利口さんでした。小型犬が多かったですが、ミラノのアーケード内では大型犬のハスキーとシェパードが人混みの中を悠々と歩いていました。カッコ良かったです。前述のカフェでは飼い主が飲み物を注文している間足元でじっと寝そべっている犬がいました。本当にお利口さんで関心しました。
今写真を見てもみんなとてもいい笑顔をしています。そうですよね‼ 当たり前ですよね! 日常と違う世界に飛び出していったんですもの。
何かから解放されているんですよね・・・・ 自分の事は二の次 三の次に考えてきた女性達が自分のために決断したイタリアの旅。ある意味女性解放の旅でした。(チョットオーバーかな)
それでは皆様 チャオ! Chao‼ Italy❣
フィレンツェ ベッキオ橋
ローマ コロッセオにて
ツアーコンダクターのSさんからこんな説明を受けました。「今回の旅は古代 中世 現代と巡ります。」と・・・・
全くその通りでした。ローマから始まり、フィレンツェ ヴェネツィア ミラノで終わりました。ローマはどこを見ても古代の遺跡ばかり、二千年前あるいは紀元前の建物もありその壮大さに圧倒されました。しかしその遺跡を保存し邪魔にしないで街づくりをしているのです。そのため道路は狭く、一方通行が多く駐車場のスペースも取れず、びっしり路上駐車をしていました。小型車が多かったです。でも市民も納得して受け入れているのでしょう。便利であればいいというものではないのですね。
そして中世の街並みが残るフィレンツェ郊外のサンジミニャーノへ
サンジミニャーノにて
ヴェネツィアは運河の街、車はなく全て水上交通。消防も警察もタクシーも荷物の運搬もごみ収集も工事も等々・・・・ それもビックリ!そしてちょっと大雨が降ればすぐ浸水するようです。そのためにいつでも困らないように簡易な橋が用意されていました。すごく大変なようですが誇りを持って生活しているように感じました。とっても魅力的でした。
ヴェネツィアの運河
ゴンドラ
ミラノはまさしく現代。今までの所とは違って現代的な建物が多かったです。ドウオモ広場に隣接するアーケードには洒落たカフェ、素敵なブランドショップが並んでいました。ホテルが近代的で慣れない私達は初めてのことだらけで困惑しました。特にエレベーターはカードをかざして希望の階を指示しないと動かないようになっていました。
まさしく古代 中世 現代 の旅でした。
ミラノの路面電車 イタリアではどの都市にも路面電車が走っていました。
今回の旅は一年も前からツアーコンダクターの方に格安航空券を押さえて頂きました。それで自動的に日程は決まりましたが、結果的に農作業が忙しくなる前で都合が良かったです。
往復飛行機は空席がありました。ということは比較的空いている時期なのかなと思いましたが、観光地はどこもすごい人でした。でもこれでも空いている方だとか・・・・ それにもビックリです。
世界から観光客が押し寄せ、すごく外貨を稼いでいるんだなーと思いました。しかし確かイタリアの財政は大変な状態だと聞いてます。どういうことなのかなと少し疑問に思いました。
どこの都市でも大聖堂を中心とした広場にはおおくの人々(観光客が中心)がいました。ガイドさんから必ず「すりに気をつけてください!」と注意があります。そして物乞いをする人が路上に座り、声を発する人もいました。また広場に立ってスカーフ、傘、杖などを売っている移民でしょうか?そんな人達も多く見かけました。
華やかな影で今の世界の現状を垣間見るようでとても心が痛みました。
こんなホテルに泊まりました。ローマにて
ローマの街 松は笠松といって特別な形をしていました。
ヴェネツィアのブラーノ島 霧が発生する所なので漁師さんたちが帰って来る時に分かり易いように家をカラフルにしているそうです
ミラノ ドウオモ前の人々
毎日毎日多くのガイドさんにお世話になりました。空港まで或いは駅まで迎えに来て下さり、観光地を案内。又駅からホテルまでのガイドさんもいました。皆さんとても日本語が堪能で、ヴェネツィア大学でアジアの文化を専攻し一年間日本に滞在した方もいらっしゃいました。
イタリアでは観光ガイドは国家資格で、しかも観光地(建物)はガイドさんなしには入れないようなシステムになっているそうです。確かに多くの場所で皆さんイヤホンを耳に付けて熱心にガイドさんの話を聞いていました。
観光産業が多くの人達に仕事を提供し、経済が成り立つようになっているのですね。
私達もガイドさんのお話を聞いてたくさん勉強してきました。
ローマ バチカン博物館にて
ローマ サンピエトロ寺院
フィレンツェ ウフィツィ美術館
フィレンツェにて シニョーリア広場
ヴェネツィアにて
ミラノにて
ミラノ スカラ座にて