日曜日、ベンチコートを着た小学校低学年位の男の子がみえました。シングルで山ぶどうをチョイス。
私「サッカーの練習があったの?」彼は「試合です。」私「どこから?」彼は「久慈からです。」「葛巻に来た時は必ずここに寄ります。」
なんと嬉しい言葉でしょう!そして彼は続けました。「明日も来ます。」私「明日は私ではないけど違う人が立っているわよ。」
明日も来るということは試合に勝ったのね!って声をかけてあげれば良かったと後で後悔しています。
【営業日】木・金・土・日・月(祝日の場合)【営業時間】10:30-16:30TEL:0195-68-7571/FAX:0195-68-7572
岩手県岩手郡葛巻町葛巻6-11-3
日曜日、ベンチコートを着た小学校低学年位の男の子がみえました。シングルで山ぶどうをチョイス。
私「サッカーの練習があったの?」彼は「試合です。」私「どこから?」彼は「久慈からです。」「葛巻に来た時は必ずここに寄ります。」
なんと嬉しい言葉でしょう!そして彼は続けました。「明日も来ます。」私「明日は私ではないけど違う人が立っているわよ。」
明日も来るということは試合に勝ったのね!って声をかけてあげれば良かったと後で後悔しています。
関東・東北の学生とお店の営業が終わって、5時から交流しました。初めてのことでしかも若者との交流、メンバーは乗り気ではありませんでしたが、なんとか了解してもらいました。町が若者との交流事業を進め、ある団体に委託しそこから声がかかりました。
最初に私が「よつば会」「くずまきジェラート クローバー畑」の今までの取り組みをお話しました。よつば会はもう50年近くの活動です。そんな昔の話も熱心に聞いてくれました。自分達は酪農に従事しながらコツコツと小さな活動を積み重ね、そしてジェラート店を起業。今回学生との交流を通じて、そして彼らの感想を聞いて、自分達の活動の価値を再認識しました。
私達にとってたいへん意義のある交流会となりました。
私達のお店は酪農家のお店にふさわしく牛たちがいっぱいです。そこに仔牛の編みぐるみが二頭仲間入り、手にはよつばのクローバーを持って。メンバーの東京の高校時代の友人の手作りです。私達のお店を遠くから応援してくれています。。
皆様かわいい仔牛に会いに来てくださいね❣
手作りのお雛様と一緒に
冬の間はどうしてもお客様が少なくなります。お客様の対応も余裕を持ってでき会話も弾みます。
ある日の日曜日、大野からいらした二人連れのお客様。「ここのジェラートは一番美味しい‼」と。お褒めにあずかりました。その後“豆柿”が猿に食べられ提供できない・・・・等々の話で盛り上がりました。。
その後毎週のようにおみえになるご夫婦。奥様が「私このジェラートにはまっています。」とうれしいお言葉。続いて今度は旦那様が「このおいしいジェラートはどうやって作っているんですか?」とご質問。
メンバーの牧場で搾った生乳を使って、ジェラート発祥の地“イタリア”の機械でここで作っています。基本のレシピを参考にして後は自分達で考えています。「どうしてこんなに美味しいのかな?」私は「素材がいいんですかね?」と答えました。
でも後で考えました。私達のお店は“小さな商い”です。だから多くの作業が手作りです。だからこそ出せる味!大きなお店とは違います。売り上げはそれなりですが、充分に勝負は出来ている。そんな風に思いました。
フレーバーの紹介です
今日は日曜日、寒い日ですが天気も良くなって午後から少しお客様があるかななんて思いながら店番をしていました。案の定午後からお客様がおみえになりました。そしてあるお客様が嬉しい言葉をかけてくれました。
「私このお店のファンになりました。毎週盛岡から久慈に通っていますが、必ずこのお店に寄ります。ただ間に合わなくて閉まっている時もあるので今はこのお店の時間に合わせてその日の行動を決めてます。」と。思ってもみない言葉にとても感激しました。
そして私は「ありがとうございます。メンバーにも伝えますね!」と答えました。お客様の温かい言葉が、一年一年歳を重ねる私達にとってどんなにか大きな励みになることか・・・ 本当にありがとうございました。
14日の日曜日に、「岩手大学アイスクリーム研究会」の学生さん14名ががおみえになりました。初夏の頃「ジェラートを勉強していつの日か葛巻のものでコラボ商品を作りたい」とお電話を頂きました。突然のことで、又日々の仕事をこなすだけで精一杯の私達にとって果たしてそんなことができるのだろうかと・・・ 断ろうと思いましたが、せっかく声をかけて頂いたのでメンバー三人で岩手大学まで行ってお話を聞いてきました。
その時いつか葛巻町に行ってみたいという事で今回実現しました。私達のお店のほかに“くずまき高原牧場” “くずまきワイン”にも足をのばしました。6人のメンバー全員でお出迎え、思い思いにダブルのジェラートを選んで食べながら意見交換、ジェラートを作る工房を見学、一時間の滞在でした。
実際に見て食べて何かヒントがあったかな? リーダーから丁寧なお礼のメールが届きました。私たちにとっても素敵な出来事でした。
店内での様子 少しは勉強になったかな?
庭にすずらんの花が咲き始めました。すずらんの花を見ると若くして病で亡くなった彼女を思い出します。
何年か前すずらんの花をお店に飾りました。彼女が当番の時にそれを見て私にメールをくれました。「久しぶりにすずらんの花を見て、癒されました。お客様も喜んでいました。」と・・ すずらんの花を見てそんなことを感じたんだと私もとても嬉しく思ったのを思い出します。
元気が良くて明るくていつも笑っていた彼女。彼女の華やかな笑顔を思い出します。T子さん今年もすずらんの花が咲きましたよ。
お店に飾りますね
今我が家にいる雌仔牛は我慢強くて賢いお利口さんです。牛にも人と同様いろんな性格があります。夕方と朝の二回のミルク給与ですが、仔牛によっては私達の姿を見ただけで早くほしいと鳴く者もいます。でも彼女は夫が糞取りの作業が終わるまでジッと我慢。終わるとおもむろに立って夫が牛乳処理室(そこで仔牛のミルクを作る)に行くのを見ると、舌をペロペロし始めます。
さあー「私の番ね」ということでしょう。ちゃんとわかっているのですね!本当に毎日感心しています。
やっとお店にも春が
子供の日の飾り物 手作りです。
北国にもやっと遅い春が巡ってきました。昨年と同様“コロナ禍”のゴールデンウイークとなりました。
先日のお客様との会話です。「このお店も長いですよね!」「そうです。今年の8月で丸8年になります。60歳過ぎてから始めたので年はわかるでしょう⁈」「頑張って長く続けて下さいね!」とお客様。
嬉しいですね‼なんとお客様に励まされました。
私達のお店は酪農家の女性達がグループで経営しています。9人で起業しましたが、今年から6人になりました。一人のメンバーが8月の下旬に体調を崩して長期入院、退院はしましたが、まだ復帰していません。今は5人で事業運営しています。
彼女は創業時、手探り状態の大変な時期にお店をささえてくれました。本当に頑張ってくれました。その彼女が倒れたのです。
あるメンバーが彼女に対して語った言葉です。「前のように働かなくてもいいからお店に来てただ座っていてくれればいい。そして私達に指示してくれればいい。そしてとにかく仲間でいてほしい。」と・・・ 本当にその通りです。彼女を思っての優しい言葉です。
病に倒れた彼女にとって私たちが!お店が!彼女の支えになればと思っています。○○ちゃん私たちはあなたの復帰を待っています❣
お店の周囲の新雪の上に動物の足跡が