くずまきジェラート クローバー畑

岩手県葛巻町の本格ジェラート・酪農に従事する女性がつくるジェラートのお店です。

【営業日】木・金・土・日・月(祝日の場合)
【営業時間】10:30-16:30

TEL:0195-68-7571/FAX:0195-68-7572
岩手県岩手郡葛巻町葛巻6-11-3

2019年

「寒い冬も楽しみです!」

ある日のお客様の一言です。

リピーターのその彼は、味噌のジェラートが大のお気に入りです。

「味噌」は旬の素材が収穫できない冬の定番フレーバーです。そのお客様は確か、以前味噌が店頭にない時は「味噌はいつ頃からでますか」とお聞きになりました。そしてシーズンの終わり頃には「味噌はいつまででますか?」と今度はお聞きになりました。

冬にはその他「甘酒」「小豆」「アップルパイ」などのフレーバーが並びます。でも寒さも厳しく道路事情も悪くなります。

彼はそんな会話の後に「でも冬は味噌のジェラートを食べれるので楽しみです!」と・・・・そんな思いで私達の味噌のジェラートを待っていてくれるなんて。

大感激の一言でした。

 

収穫の秋ですね。葛巻産のフレーバーが勢揃い‼

今週から秋に収穫した「ルバーブ」も今年二回目の提供が始まります。

今日お店に行ってボードのメニューを書き換えしてきましたが、なんと町内産が七種類も‼ 町内産のスペースがとてもきゅうくつでした。

町内産のフレーバーは「ヨーグルト」「くるみ」「枝豆」「とうもろこし」「かぼちゃ」「ルバーブ」「いちご」の七種類。いちごは少量だったり、手に入らない年もあり提供が出来ない事もありましたが、今年は充分な量を確保しました。

起業当初、できるだけ町内産のものでジェラートを作ると決めましたが、果たして本当に作れるのだろうか、とても不安でした。

でも今はみんなの力(農家の主婦としての技・人とのつながり等々)で多くのフレーバーを提供する事が出来ています。ボードを見て思わず一人で喜びました。

アッ そうそうもちろん「フレッシュミルク」もメンバーの牧場産なので、町内産は八種類でした。

イタリア旅行記 8 終わりに

帰国後もイタリアかぶれで、サラダにオリーブオイルとバルサミコ酢をかけて食べています。

今回の旅は葛巻在住のツアーコンダクター、 Sさんにたいへんお世話になりました。彼女は東京でツアーコンダクターとして働いていた経歴を持っています。私達メンバーは60代が中心で長い間酪農の現場で働いてきました。私を含め体調は万全ではないので無理のない日程をお願いしました。私達のペースに合わせた日程となり、ローマ ヴェネツィアの連泊もとても良かったです。

イタリアに不勉強な私達に機会をみつけてはイタリア豆知識を話して下さり、とても参考になりました。彼女の細かい配慮の下に、私達は安心して旅を楽しむことができました。贅沢なグループ旅行となりました。Sさん本当にありがとうございました。

最後の日、ミラノで歩いて高級スーパーまでお買い物。市内ではマラソン大会が行われていて多くのランナーが走り去って行きました。スーパー内のカフェで一休みしてから思い思いにお買い物、そしてレジへ。貴重な体験をしました。これで成田空港で両替したユーロを全て使い切りました。

イタリアでは多くの場所で家族と一緒の犬を見かけました。どの犬も良くトレーニングされていてお利口さんでした。小型犬が多かったですが、ミラノのアーケード内では大型犬のハスキーとシェパードが人混みの中を悠々と歩いていました。カッコ良かったです。前述のカフェでは飼い主が飲み物を注文している間足元でじっと寝そべっている犬がいました。本当にお利口さんで関心しました。

今写真を見てもみんなとてもいい笑顔をしています。そうですよね‼ 当たり前ですよね! 日常と違う世界に飛び出していったんですもの。

何かから解放されているんですよね・・・・ 自分の事は二の次 三の次に考えてきた女性達が自分のために決断したイタリアの旅。ある意味女性解放の旅でした。(チョットオーバーかな)

それでは皆様 チャオ!  Chao‼ Italy❣

フィレンツェ ベッキオ橋

IMG_0130ローマ コロッセオにて

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イタリア旅行記 7 イタリアって‼

ツアーコンダクターのSさんからこんな説明を受けました。「今回の旅は古代 中世 現代と巡ります。」と・・・・

全くその通りでした。ローマから始まり、フィレンツェ ヴェネツィア ミラノで終わりました。ローマはどこを見ても古代の遺跡ばかり、二千年前あるいは紀元前の建物もありその壮大さに圧倒されました。しかしその遺跡を保存し邪魔にしないで街づくりをしているのです。そのため道路は狭く、一方通行が多く駐車場のスペースも取れず、びっしり路上駐車をしていました。小型車が多かったです。でも市民も納得して受け入れているのでしょう。便利であればいいというものではないのですね。

そして中世の街並みが残るフィレンツェ郊外のサンジミニャーノへ

DSC_0016サンジミニャーノにて

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ヴェネツィアは運河の街、車はなく全て水上交通。消防も警察もタクシーも荷物の運搬もごみ収集も工事も等々・・・・ それもビックリ!そしてちょっと大雨が降ればすぐ浸水するようです。そのためにいつでも困らないように簡易な橋が用意されていました。すごく大変なようですが誇りを持って生活しているように感じました。とっても魅力的でした。

ヴェネツィアの運河

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ゴンドラ

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ミラノはまさしく現代。今までの所とは違って現代的な建物が多かったです。ドウオモ広場に隣接するアーケードには洒落たカフェ、素敵なブランドショップが並んでいました。ホテルが近代的で慣れない私達は初めてのことだらけで困惑しました。特にエレベーターはカードをかざして希望の階を指示しないと動かないようになっていました。

まさしく古代 中世 現代 の旅でした。

ミラノの路面電車 イタリアではどの都市にも路面電車が走っていました。

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イタリア旅行記 6 イタリアの観光って⁉

今回の旅は一年も前からツアーコンダクターの方に格安航空券を押さえて頂きました。それで自動的に日程は決まりましたが、結果的に農作業が忙しくなる前で都合が良かったです。

往復飛行機は空席がありました。ということは比較的空いている時期なのかなと思いましたが、観光地はどこもすごい人でした。でもこれでも空いている方だとか・・・・ それにもビックリです。

世界から観光客が押し寄せ、すごく外貨を稼いでいるんだなーと思いました。しかし確かイタリアの財政は大変な状態だと聞いてます。どういうことなのかなと少し疑問に思いました。

どこの都市でも大聖堂を中心とした広場にはおおくの人々(観光客が中心)がいました。ガイドさんから必ず「すりに気をつけてください!」と注意があります。そして物乞いをする人が路上に座り、声を発する人もいました。また広場に立ってスカーフ、傘、杖などを売っている移民でしょうか?そんな人達も多く見かけました。

華やかな影で今の世界の現状を垣間見るようでとても心が痛みました。

こんなホテルに泊まりました。ローマにて

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ローマの街 松は笠松といって特別な形をしていました。

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ヴェネツィアのブラーノ島 霧が発生する所なので漁師さんたちが帰って来る時に分かり易いように家をカラフルにしているそうです

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ミラノ ドウオモ前の人々

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イタリア旅行記 5 イタリアの観光ガイドさん

毎日毎日多くのガイドさんにお世話になりました。空港まで或いは駅まで迎えに来て下さり、観光地を案内。又駅からホテルまでのガイドさんもいました。皆さんとても日本語が堪能で、ヴェネツィア大学でアジアの文化を専攻し一年間日本に滞在した方もいらっしゃいました。

イタリアでは観光ガイドは国家資格で、しかも観光地(建物)はガイドさんなしには入れないようなシステムになっているそうです。確かに多くの場所で皆さんイヤホンを耳に付けて熱心にガイドさんの話を聞いていました。

観光産業が多くの人達に仕事を提供し、経済が成り立つようになっているのですね。

私達もガイドさんのお話を聞いてたくさん勉強してきました。

ローマ バチカン博物館にて

IMG_0036ローマ サンピエトロ寺院

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フィレンツェ ウフィツィ美術館

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フィレンツェにて シニョーリア広場

IMG_0139ヴェネツィアにて

IMG_0160ミラノにて

IMG_0203ミラノ スカラ座にて

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イタリア旅行記 4 イタリアの人々との楽しい交流

英語もできないましてイタリア語なんて・・・・  でも笑顔とつたない英語と覚えたての簡単なイタリア語で少しは交流ができました。

簡単なイタリア語「ありがとう→グラッチェ」「どういたしまして→プレーゴ」「おはよう→ボンジョルノ」「こんにちは・こんばんは→

ボンサーレ」「わかりました→カピート」「チャオ」は「こんにちわ!」「さよなら」「お元気で」の意味でイタリアの人達は「チャオ」を連発してました。

イタリアの人々は目が合えば必ず笑顔で応えてくれてとてもフレンドリーでした。観光客慣れしているということもあるかもしれませんが、 今回は何と言っても高校生との交流がとても楽しかったです。

サンジミニャーノで観光している時に向こうから話しかけてきました。「I am from Japan」そしたら日本のサッカー選手の名前を「中田・中村等々」・・・・ その後は簡単な日本語を教えて交流、大笑いでした。最後にみんなで記念写真!

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イタリア旅行記 3 イタリアの食

日本人にも馴染みのあるイタリア料理を毎日食べてきました。そしてイタリア料理には“ワイン”!美味しかったな・・・・

ただ量が多くて最初のうちはかなり残してしまいました。本当に済まない事をしました。それで朝はなるべく食べないようにしたり、お昼はジェラートだけにしたりして後半は上手く調整ができました。

朝食も美味しい生ハム チーズ ヨーグルト 野菜の代わりにフルーツの盛り合わせ パン そして必ず美味しそうな甘いケーキ等々 ついつい食べ過ぎてしまいました。

イタリアの食事は野菜サラダ パスタ そして肉か魚のメインディッシュ デザート それに必ずパンのコース料理なので私達にとってはボリュウーム満点でしたが、イタリアの食を身をもって体験し勉強になりました。

ローマでのランチ 野菜サラダもボリュウーム満点 ピザもこの大きさです。

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農家民泊でのデイナー 前菜のパスタ メインディッシュのイノシシ肉

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ヴェネツィアの名物料理 イカ墨のパスタ

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ミラノ風リゾット(黄色はサフランの色です) ミラノ風カツレツ

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デザートのテイラミスもこの大きさです。

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イタリア旅行記 2  本場のジェラートと農家民泊(アグリツーリズモ)

流石イタリアです。どこに行ってもジェラートのお店がたくさんあり、しかも種類が多く、又一つのフレーバーが入るケースも大きく山のように盛ってありました。それにもビックリしました。

ジェラート大会で世界一になったジェラートショップがフィレンツェ郊外のサンジミニャーノ(中世の街並みが残る村)にあるのでそこにも足を伸ばしました。30種類もフレーバーがありイタリア語もできないしどれを食べたらよいか迷いましたが、それぞれ選んで楽しんでいました。

私は以前お店にいらしたお客様が「イタリアに行くならぜひピスタチオを食べてきて!」とおっしゃっていたので、ピスタチオとベリー類をチョイスしました。余り甘くなく美味しかったです。後味も悪くなかったです。

でもこの味なら私達のジェラートもシンプルすぎるくらいシンプルだけど(イタリアのジェラートに比べて)悪くないなと思いました。

ヴェネツィアの小さなジェラートショップ。女性が一人で切り盛りしていました。

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フィレンツェのジェラートショップ

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サンジミニャーノの世界一のジェラートショップ

DSC_0013ジェラートショップが入った建物

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アグリツーリズモはフィレンツェ郊外からかなり山道を登ったガイオーレという所に泊まりました。オーナーは資産家で広い敷地にコテージが点在していてプール テニスコートなどがありたいへん立派なものでした。近郊の方々が勤めて畑も含め管理運営をしていました。見渡す限りのなだらかな丘には、ブドウ畑(ワイン用)とオリーブ畑が続いていました。自家製のワインを頂きました。

見渡す限りのブドウ畑とオリーブ。遠くに真っ直ぐ伸びている木は「糸杉」と言ってイタリア固有の木で多く見られました。

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こんな素敵なコテージに二人ずつ泊まりました。

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イタリア研修旅行記 1

「行ってきます!」から「ただいまー」。全員無事に8日の夜葛巻に帰って来ました。

飛行時間片道12時間、現地六泊七日、全部で八泊九日の旅でした。イタリアではローマ二泊、フィレンツェ郊外一泊、ヴェネツィア二泊、ミラノ一泊

の日程でした。

今回の旅のテーマは“本場のジェラートを食べること”と“農家民泊”でした。その目的は達成されましたが、それよりも何よりも酪農家の女性達がどこからの支援もなく自分達で自主的に海外旅行を企画、海外へ飛び出していったことが最も意義のある事でした!

ミラノにて ドウオーモの前で

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ヴェネツィアのブラーノ島にて

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ヴェネツィアの歴史あるホテルの窓から ピーターパンでも飛んできそう!

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