渓流の側に咲く二輪草 白と緑のコントラストがとても鮮やか!
やっとこぶしの花と山桜の花が咲き始め、まだ殺風景な山々に色どりを添えています。
【営業日】木・金・土・日・月(祝日の場合)【営業時間】10:30-16:30TEL:0195-68-7571/FAX:0195-68-7572
岩手県岩手郡葛巻町葛巻6-11-3
渓流の側に咲く二輪草 白と緑のコントラストがとても鮮やか!
やっとこぶしの花と山桜の花が咲き始め、まだ殺風景な山々に色どりを添えています。
我が家には二頭の子牛がいます。一頭はホルスタイン、もう一頭F1(ホルスタインと和牛の交雑種)です。
二頭一緒に過ごしています。朝と夕方床をきれいにして、新しいわらをひいてベッドを整えてあげます。すると、彼女達は早速新しいわらの感触を楽しむかのように寝ます。そしてほほずりをする時もあります。何が快適か知っているんだな・・・
気持ちがいいんだなあと・・・・・その様子を見ているとこちらまで幸せな気分になります。
牛飼いにとって今この事がとても大切に言われています。牛のストレスの軽減、快適性の追求・・・・
あたりまえの毎日の作業がとても大事です。
愛犬(6カ月のシェパード)と一緒に山へ春に会いに行ってきました。
かたくりの花、キクザキイチゲ、二輪草、花だけでなく食べる春も。
“さがり葉” 春一番に食べる山菜です。さがり葉はお味噌汁にして・・・・
それに“こごみ”も。天ぷら、ごま和え、マヨネーズと味噌或いは醤油で和えたり、 山村ならではの恵みです。
さがり葉
こごみ
お店の開業時にも裁縫の得意なメンバーが、座布団カバーを作って寄付してくれました。
その彼女が、新年度のスタートに座布団カバーを新しくしてくれました。前より少し明るくてかわいい柄です。
よく見ると猫の柄です。「いっそのことカバーに猫の耳をつけたら」と私が提案。彼女ものってくれて早速つけてくれました。
彼女は100頭以上も乳牛を飼養している大規模酪農家、しかも家からお店までは30㎞あります。忙しい中でよく作ってくれました。本当にありがとう!! 彼女のお店を大切に思う気持ちが伝わって来ます。
オリジナルのかわいい猫の座布団カバーがそろいました。
北国にも春が駆け足でやって来ました。北国の遅い春ではなく、暖かい日が続き例年よりとても早いです。
雪もアッという間に消え、福寿草が一番に咲き、クロッカス、キクザキイチゲ、ヒヤシンスといっせいに咲き誇ります。
春の訪れはもちろんうれしいのですが、私達酪農家にとっては忙しい季節(農作業)の始まりです。気合が入ります。
またジェラートの季節でもあります。多くのお客様のご来店を願っております。
キクザキイチゲ
クロッカス
ムスカリ
あるお客様のお話です。
「このお店は町内の小学生の話題になっていますよ。子供達の憧れのお店ですよ!」と・・・・・
「私達も将来“酪農カフェ”をやりたいネ!あなたは大工になってお店を建てて、私は酪農家だから(家が酪農家)牛乳搾るから」と子供達が話をしているというのです。
子供達は正直ですね。私達のお店をそんなふうにみているなんて!やっぱり・・・・・
というのも起業する時に、このお店が酪農家の“夢と希望”へと繋がる様にとそんな思いもありました。
初めて聞くお話です。とってもうれしく思いました。今まで酪農家が開いたお店は町内にはありません。私達が一歩踏み出したことで、子供達の夢が広がります。
「ジェラートを食べたって子供達に自慢しなくちゃ!」と帰って行かれました。
看板娘ならぬ看板モーちゃんが皆様をお出迎え!
くずまき高原牧場で毎年行われているスノーワンダーランドの子供達が、民泊でお世話になる酪農家の方と来店。
このスノーワンダーランドは、冬の最も寒い時期に(寒中)二週間にわたり雪国ならではの、牧場ならではの 体験を行うものです。
その中でも中日に行う二泊三日の民泊(地元の酪農家に宿泊)と後半の“イグルー”作りとその中での宿泊を、子供達が最も楽しみにしています。
“くずまきジェラート クローバー畑”のメンバーも6人が毎年受入れを行い、楽しい交流を繰り広げています。何も特別な事もしない、酪農家の生活を一緒に過ごすだけですが、子供達はとても楽しんでくれます。
そしてジェラートも大好評 ジェラートを食べて「おいしい!!」と大満足です。
三年生から六年生の4人の小学生
民泊でのそり遊び
朝から雪降り、すっかり雪景色
近隣の年配の男性客のお言葉です。メンバーが日誌に“極上の褒め言葉を頂きました。とってもうれしかったです!”と記帳していました。
私達のお店に来てそんなふうに思ってもらえるなんて本当にうれしいです。その後またご家族と訪れてくださいました。
そのほか「口コミでおいしいって広がっていますよ」「おいしいから自信を持って!」など、お客様から応援して頂いています。
「自分で自分をほめてあげたい。」この言葉は、 オリンピック二大会連続でメダルを獲得した“有森裕子”さんの言葉です。
ゴールデンウイークのある日のことです。その日は予想以上のお客様でした。
三人で対応、一人は工房で一日ずーっとジェラートを作り続け、二人は店頭で接客し、ジェラートを盛り続けました。
充分にジェラートも提供し、翌日の分もたくさん作ることができました。
閉店してからさすがに疲れ、三人で一休み。
「今日はよく稼いだね(ここでは“働く”の意味)!私達もたいしたものだね!みんな“稼ぎて”(ここでは“働き者”の意味)だね」と自分達で自分達をほめて、一日を振り返りました。
「まだまだ私達もやるネッ!」という結論に達しました。
そしてもうひと踏ん張り、後片づけをして家路をいそぎました。
酪農家の女性達の底力を強く感じる一日となりました。
小学生低学年の男の子が、ご両親とご来店。彼は開業以来のリピーターです。
いつもは車から一人で降りて、お金をギュッと握りしめ店内に入ってきます。
今日の注文は、ダブルで“フレッシュミルクとヨーグルト”。「どっちも白くて見た目はわからないけど、食べるとわかるよ!食べてのお楽しみ」と手渡す時に、私が声をかけました。すると彼はニコッと笑って受け取りました。
帰り際「また来てね」と再び声をかけると、今度は戸のガラス越しに私の方をしっかり見て、とびっきりの笑顔で手を振って応えてくれました。
初めて見た彼の笑顔。いつもは一人で買いに来て緊張してたのかな?少しは慣れたのかな?
言葉をかわさなくても彼と心が通い合った瞬間でした。